いよいよ最終戦です。もう「スーパールーレット」は必要ありません。当然、敵は猛烈に強いです。
これまで倹約しまくったアイテムをここで大放出します。「けんじゃのせいすい」と「せかいじゅのは」をすべてバトルメンバーに分け与えます。
・ 武器・防具・アクセサリー(ボス戦時)
最後の戦いなので、装備をきれいに整えます。特にアクセサリーです。
「大天使のブーツ」は、今回はさほど効果を発揮しないので、自分が考える最強のアクセサリーを装備させ、残りの枠は主に闇属性の軽減に使います。
また、セーニャの行動順がパーティーの生死を左右するので、さっき入手した「ほしふるうでわ」を装備させます。
・ スキルパネル(ボス戦時)
主人公
マルティナ
ボス戦に特化したスキルパネルに振り直します。特にマルティナについては大きく見直し、ヤリスキルを充実させます。
・ ボス戦[魔王ウルノーガ 第1形態]
| 注意すべき攻撃の属性 |
多数 |
| 注意すべき行動(補助) |
多数 |
| 弱点(属性) |
光 |
| 弱点(補助) |
なし |
まさに最強の敵です。次の第2形態より強いです。ここさえ抜けられれば‥。
重要だと思う順に列挙します。
① こちらの攻撃を高い確率でガードするので、「きしんの魔槍」を装備したマルティナの「さみだれ突き」が効果を発揮します。これだとまったくガードされません。これを何発撃つことができるかの勝負になります。
② 時々、分身である影を出現させます。この影は「バイキルト」や「スクルト」を使い、放っておくと大変なことになるので、現れたら全力で倒します。
そのため、バトルメンバーの先頭は、グレイグではなく「ギガブレイク」を使える主人公が適任になります。1ターンで倒し切るのは難しいですが、セーニャの「イオナズン」やロウの「マヒャド」など、全体攻撃を手当たり次第ぶつけます。
影を倒した後、影が使った「スクルト」の効果が本体に残ります。これも放置せず、ロウの「零の洗礼」ですぐに消します。
③ 「ゴールドアストロン」を使った後、1ターンはさんだその次のターンで、どこかで見た「クリムゾンミスト」を使ってきます。「ゴールドアストロン」が目印です。
「クリムゾンミスト」後の2ターンほどの間は、強力な全体攻撃を使ってこないので、基本的に全員「ぼうぎょ」です。できるなら、その前に全力で回復しておきたいところです。回復が間に合わず倒されてしまうメンバーがいても全員「ぼうぎょ」です。少しでも被害を抑えることができれば、その後立て直せる可能性が残ります。
④ 全員がフル回転しなければ維持できないほど激しい戦いですが、その中でも余裕があれば、セーニャの「天使の守り」を活用したいところです。あまり見慣れていない特技なので、最初発動した時はびっくりしましたが、うまくはまれば窮地を救ってくれます。
⑤ 補助呪文はどれも非常に効きにくいですが、それでも手が空いたら「ヘナトス」です。補助呪文の中では「マヌーサ」が通る確率がもっとも高いとの説もありますが、大同小異の感があります。「ヘナトス」だと重ねがけができるので、運よく続けて入れば、効果時間を延長することができます。
⑥ この戦いに勝てばHP・MPとも全快します。が、アイテムはここでフル投入です。「ギガマホトラ」でMPをどんどん吸われるので、「けんじゃのせいすい」を忘れずにメンバーへ分配しておきます。
次戦は、ある程度慣れれば余裕をもった戦いができるので、特に「せかいじゅのは」を惜しんでここで負けるようなことは避けるべきです。
・ ボス戦[魔王ウルノーガ 第2形態]
| 注意すべき攻撃の属性 |
多数 |
| 注意すべき行動(補助) |
多数 |
| 弱点(属性) |
なし |
| 弱点(補助) |
毒 |
① 何だかよく分からないまま2体が登場しますが、戦闘画面の右側が本体の「魔王」、左側は「邪竜」で、「邪竜」は「魔王の剣」が意思をもったものなのだそうです。
ざっくりいうと、「邪竜」の脅威は物理攻撃とブレス、「魔王」は呪文です。
② 今までのボスの中でも呪文攻撃のウェイトが高いので、先頭を主人公からグレイグへ交代させます。
「けんじゃの石」は主人公が持ってっちゃったので使えません。グレイグは手が空いたらひたすら「マジックバリア」を使います。今回だけは「スクルト」よりも「マジックバリア」です。今回の敵は「ぶきみな閃光」でこちらの呪文耐性をしつこくダウンさせてきます。放置すると「魔王」の呪文攻撃だけで壊滅してしまうので、セーニャと一緒にこれを防ぎます。
③ 敵はフォーメーションを何回か変えてきます。最初は交互に1体ずつ、最後は2体が前に出て攻めてきます。
この2体状態の時に「魔王」が唐突にゾーンを使います。このまま放置すると、次の「魔王」のターンで強烈なれんけい技を使ってきます。
これを食らうとかなりきついので、最優先でロウの「零の洗礼」を使い、どちらか一体のゾーンを消します。が、なぜかこの超重要なタイミングで「超はずかしい呪い」がどえらい高確率で発動します。泣きたくなります。
④ 2体とも前面に出てきたら、勝利まであと少しです。
敵の攻撃もより一層苛烈になりますが、必ず左側から倒します。こいつは「ザオラル」を使うという凶悪な仕様になっていることが理由です。「ルカニ」が入る確率が「魔王」よりも高いので、やや倒しやすいといえるのも理由の一つです。
この後迎える感慨深いエンディングにふさわしい強敵だと思います。やはりドラクエはこうでなくてはいけません。