我らの愛すべき片手剣ブラザーズは、グレイグ将軍の手を逃れてホムスビ山地に入り、そこで不思議な姉妹と出会います。
ここまで、一定の手順を踏んで、鍛冶もこまめに行っていれば、荒野の地下迷宮に現れる敵にもさほど苦戦することはありません。
この後、パーティーが4人に増えます。今まで片手剣でチクチク切るだけだった戦闘シーンに、呪文が本格的に加わります。楽しさが増す予感に包まれます。
それにしても、なぜこうも写真の腕が上がらないのでしょう。なぜカミュはいつもあっちの方を向いてしまうのでしょう。なぜベロニカがかわいく写っていないのでしょう。思えば昔から、写真の腕をほめられることはついぞありませんでした。悲しいことです。ピントが合っていることだけが救いです。
・ 役割分担
ベロニカ姉妹は、当初はNPCとして参加するので、主人公とカミュの役割はこれまでと変わりません。
NPCとはいえ、ベロニカはアイテムによるMP回復等、セーニャはホイミによるHP回復等をタイミングよく行ってくれるので、かなり大きな戦力になります。
・ 武器・防具・アクセサリー(ボス戦時)
新しいレシピをいくつか入手しますが、大幅な強化には至りません。
・ スキルパネル(ボス戦時)
主人公
カミュ
主人公がレベル11でやっと「デイン」の呪文を習得します。これまでの忍耐が報われます。
もし、その前にボス戦に入る好機を迎えた場合には、思い切って「デイン」なしのまま突撃しても、十分に戦えると思います。
・ 覚えておきたいれんけい技(後付け)
| 名称 |
火炎陣 |
| 使用可能になる条件(ゾーン) |
カミュ(ジバリア(レベル10)) |
| 使用可能になる条件(ゾーンなし) |
主人公(ギラ(レベル8)) |
| 効果 |
全体攻撃、属性耐性ダウン |
カミュがレベル10になると自動的に習得するといった感じのれんけい技です。3ターン程度の間、自動的に敵全体にダメージを与えてくれるので、特にボス戦で非常に重宝します。また、今までのれんけい技と異なり、カミュ一人だけのゾーンで使うことができるので、ボス戦に入るタイミングに苦労することも減ります。
ボス戦において当面の主力になってくれる、頼りになるれんけい技です。
・ ボス戦[デンダ一味]
| 注意すべき攻撃の属性 |
氷(つめたいいき(デンダ)、ヒャド(こぶん)) |
| 注意すべき行動(補助) |
なし |
| 弱点(属性) |
光、炎(デンダ) |
| 弱点(補助) |
ルカニ、毒 |
ボスも子分も氷属性の特技や呪文を使いますが、この段階ではそれらへの対策はありません。
NPCとして戦闘に参加してくれるベロニカとセーニャの支援が大きいので、回復を優先して長期戦に持ち込み、これまでと同じ戦い方で一体ずつ倒していけば十分勝てます。
れんけい技「火炎陣」を使えば、だいぶ楽に勝つことができると思います。
デンダのこぶんは3体現れますが、MPが数ターンで尽きた後はさほど目障りな行動をとらないので、まずデンダから倒すという作戦もありかと思います。
・ しばりプレイ紹介②[楽な戦いは経験値なし]
途中まではデメリットをほとんど感じない、不思議なしばりです。
そもそも、ほとんどの場合、その時の戦闘で経験値を得られなくてもそんなに痛痒を感じません。経験値はその後いくらでも得られるからです。
このしばりの真の恐ろしさは、れんけい技「スペクタクルショー」を使うようになってから知ることになります。
この「スペクタクルショー」で召喚されるメタル系モンスターにはレベルが設定されていないとのことで、このため、これらだけを倒したのでは「楽な戦い」扱いになってしまい、経験値を得られません。せっかくためたゾーンがすべて無駄になってしまいます。
なので、ゾーンをためたら、まずそこそこ強い敵に攻撃を仕掛け、1体以上倒した後に、1体以上が残っている状態で「スペクタクルショー」を発動するという、面倒な手順を踏まなければならなくなるのです。
慣れればそれなりに対処できるので、プレイへの影響度は中程度でしょうか。慣れるまでは苦労させられる、そんなしばりです。