前作同様、寒い地域では「寒さガード」、火山周辺では「炎ガード」、昼間の砂漠では「暑さガード」の効果を得ていないと、徐々にハートが減ってしまいます。これらの効果はすべて2段階になっていて、1段階のみの効果では、あらゆる場面で完全にダメージを防ぐことはできません。
これらのガード効果は、料理等から得ることもできますが、時間を気にせずに活動を続けられるようにするためにも、防具で対応できるようにしたいです。
ただし、「寒さガード」及び「暑さガード」については、ルビーまたはサファイアをスクラビルドした武器及び盾から1段階分のみ得ることができるので、これを活用する余地があります。
先に述べた3種のガード効果については、それぞれに完全対応できるシリーズ装備がありますので、それらをすべて購入し、最大まで強化することが理想です。
が、しかし、本作においては金欠がそれを許してくれず、頭をひねってやりくりするしかありません。
寒い地域や暑い状況等においても、強敵との戦いは当然ありますので、できるだけ防御力を損なわないようにする必要があり、やりくりに頭を悩まされます。
このやりくりについて、ルピー節約と防御力の観点から、もっともバランスがいいと考える組み合わせの一例をご紹介します。
1.寒さガード装備(68)
最序盤は本格的にルピーが欠乏しているので、空島で入手した「古びた防寒着(2)」でしのぐしかありません。メインチャレンジ「リトの村のチューリ」は、この「古びた防寒着(2)」と、ルビーをスクラビルドした盾でどうにか攻略することができます。
しかし、その後は敵の強さが上がることを考慮し、最終的にある程度の防具をそろえる必要があります。
まず帽子は「神獣兵装・メドー(16)」です。防御力が若干劣りますが、序盤から入手することができますので、ルピー節約の観点からも、バランス的にベストな選択といえます。
ズボンは「スノーブーツ(20)」を1,300ルピーで購入します。これには寒さガードが備わっていませんが、雪上では移動の速度が落ちるため、かなりのストレスになることを考えると、これは外せません。
最後に服ですが、ルビー盾の装備を前提として「新式・英傑の服(32)」を使用します。ルビー盾を使用できない場合に備えて「リトの羽毛服(20)」を500ルピーで購入するか否かは、プレイヤーの選択です。
リト装備をすべて揃えると得られるセットボーナスである「凍結無効」はあきらめ、凍らされた時は「ザントの兜(3)」を装備して凍結を解除します。
2.炎ガード(68)
1と同様に、帽子は「神獣兵装・ルーダニア(16)」を洞窟内の宝箱から入手し、ズボンは「耐火の石靴(20)」を1,200ルピーで購入します。
この2つで炎ガード効果を2段階分得ることができるので、服は「新式・英傑の服(32)」を使います。
なお、「耐火の石靴(20)」は、ハテノ村の染色屋で、英傑カラーである水色に染めます。これをしないと、見た目のアンバランスがひどいことになります。
耐火装備のセットボーナスである「炎無効」を得られないのは厳しいですが、マグロックには「チュチュゼリー」等を使用して対処します。
3.暑さガード(72)
神獣兵装からは暑さガード効果を得られないため、帽子「熱砂の鉢がね(20)」を450ルピーで購入します。これとサファイア盾を併用して暑さガードを満たし、服は「新式・英傑の服(32)」を使います。「熱砂の肩当て(20)」を1,300ルピーで購入するか否かはプレイヤーの選択です。
また、砂上での機動力を確保するため、1,200ルピーの「サンドブーツ(20)」の購入は不可欠です。
私は、ルビー盾とサファイア盾を1つずつ常備し、倹約に徹してプレイしました。防具に関しては、欲を言えばキリがなくなるので、「これで終わりっ」と自分に言い聞かせて、もう考えないことにしていました。
ブレワイでは無料で入手できた「スノーブーツ(20)」と「サンドブーツ(20)」を購入しなければならない点が、本作の金欠をさらに深刻なものとしています。
いろいろと書きましたが、本作において最初に購入すべき防具は「忍び装備」3種です。
防具の入手・強化には手間がかかりますが、一度揃えると永久に使用することができますので、猛烈に愛着がわきます。愛着をもってプレイすることで、楽しさがより一層増します。